「日本語学校を卒業したら、どうしますか」

「将来の夢は何ですか」

「どうして日本語を学びますか」

留学生が何度も聞かれる質問です。


みなさんは18歳や20歳のとき、この質問にきちんとこたえられましたか?
英語や中国語を学ぶとき、はっきりとした目的がありましたか?
今日は、そんな夢についてのお話です。


日本語学校の留学生は、何度も何度もくりかえし
夢について考えさせられます。
入学したときのインタビュー、
クラスでの自己紹介、
受験のときの面接のたびに、
あなたの夢はなんですかと聞かれるわけです。

 
学生の中にははじめから夢が決まっている人もいます。
「わたしは将来、ベトナム料理の店を開きたいです」
ITを勉強して日本の会社で働きたいです」
「ファッションを学んで、貿易関係の仕事をしたいです」
「イラストレーターになりたいです」などなど。

一方で、夢がぼんやりしている人も。 
大学で経済を勉強したい。でもその後はわからない。 
大学院へ進みたい。
でも本当は何を研究したいのか決めていない。 
日本で働きたい。でもどんな仕事をするのかわからない。

  
当然ですが、ぶれない夢がある人は強いなあと感じます。 
目標に向かってまっしぐら。 
狙いを定めた分野で学校を選びますから志望校も早く決まります。 
日本語もめきめき上達していきます。

  
夢があやふやな人は、どこかふわふわしていて勉強にも力が入らず、
志望校にいたっては「どこでもいいです」と言う始末。 
そうなるとわたしたちは、
あなたの夢を見つけるところから始めなければならなくなります。

 
でも、精神的に成長する年齢は人それぞれだなと最近、思うようになりました。 
自分のことを分析して将来の道を定めるのはかなりの知的作業です。 
自分を客観視したり、好きや苦手を見極めたり。 
わたしたち大人だって自己分析をして
先のことを決めるのは難しいと思いませんか。

 
「プロのサッカー選手になりたいです!」
という留学生は一人もいません。
その時点でもうみんなは現実を見ているはず。 


間違えてもいいし、変わってもいいから、 
「決めましょう」 「いったん決める」 これが大事です。
そして迷っている人は、とにかく日本語力を最高レベルにまで上げましょう。 
そうすると選択肢が増えます。 
あとでゆっくり選べることがご褒美です。

yume 

「大学…どこでもいいです」「怒 ( ;;)